CAC40指数の構成銘柄一覧【2026年8月時点】
2026年6月の定期レビューでは構成変更がなく、Euronextが2026年7月に掲載した指数構成でも以下の40銘柄が確認できます。2026年8月28日時点のCAC40構成企業は次の通りです。
- Accor
- Air Liquide
- Airbus
- ArcelorMittal
- AXA
- BNP Paribas
- Bouygues
- Bureau Veritas
- Capgemini
- Carrefour
- Crédit Agricole
- Danone
- Dassault Systèmes
- Eiffage
- Engie
- EssilorLuxottica
- Eurofins Scientific
- Euronext
- Hermès International
- Kering
- L’Oréal
- Legrand
- LVMH
- Michelin
- Orange
- Pernod Ricard
- Publicis Groupe
- Renault
- Safran
- Saint-Gobain
- Sanofi
- Schneider Electric
- Société Générale
- Stellantis
- STMicroelectronics
- Thales
- TotalEnergies
- Unibail-Rodamco-Westfield
- Veolia Environnement
- Vinci
CAC40というとLVMH、Hermès、L’Oréalなどフランスを代表する高級ブランド関連企業が注目されやすい一方、実際には金融、エネルギー、航空宇宙、建設、医薬品、半導体、自動車、食品、通信など幅広い産業で構成されています。
どの銘柄の影響が大きい?2026年3月末の上位ウェイト
Euronextが公表した2026年3月31日時点のファクトシートでは、CAC40でウェイトが大きかった企業は次のようになっていました。
| 企業 | 指数ウェイト |
|---|---|
| TotalEnergies | 9.52% |
| Schneider Electric | 7.57% |
| LVMH | 6.63% |
| Air Liquide | 5.90% |
| Sanofi | 5.53% |
| Airbus | 5.47% |
| Safran | 5.09% |
| BNP Paribas | 4.98% |
| L’Oréal | 4.80% |
| AXA | 4.14% |
ウェイトは株価や浮動株数などの変化によって変動するため、上記はあくまで2026年3月31日時点の数字です。
この仕組みから分かる通り、40社すべてが指数に同じ影響を与えるわけではありません。時価総額の大きい上位銘柄がまとまって動くと、CAC40全体も大きく動きやすくなります。
CAC40指数の過去推移|1年だけではなく複数年で見る
株価指数を見るとき、現在の水準だけでなく過去にどのような値動きをしてきたか確認することも重要です。
Euronextが2026年3月31日時点のファクトシートで公表した通常のCAC40価格指数の年間騰落率は、次の通りです。
| 年 | CAC40価格指数の年間リターン |
|---|---|
| 2023年 | +16.52% |
| 2024年 | -2.15% |
| 2025年 | +10.42% |
2023年に上昇したから翌年も上がるとは限らず、実際に2024年は年間でマイナスとなり、2025年は再びプラスとなりました。
また、2026年8月27日終値時点ではCAC40は年初来でプラス圏にありましたが、年末まで同じ状況が続く保証はありません。株式市場は企業業績、景気、金利、原油などの商品価格、地政学的要因、為替、政治・財政環境など、多数の要因によって変動します。
CAC40指数の配当利回りは何%?
Euronextの2026年3月31日時点のファクトシートでは、CAC40の配当利回りは2.96%とされています。
ただし、この2.96%が将来も固定されるわけではありません。配当利回りは構成企業の配当や株価の変化によって変動します。企業が将来も同額の配当を支払うことが保証されているわけでもありません。
「CAC40」と「CAC40 GR」「CAC40 NR」は違う
過去の運用成績を比較する場合に特に注意したいのが、配当をどのように扱っているかです。
- CAC40:通常の価格指数
- CAC40 GR:配当を税引き前で再投資したと仮定するグロス・リターン指数
- CAC40 NR:一定の税率を考慮した配当再投資ベースのネット・リターン指数
たとえばEuronextの公式ファクトシートでは、2025年の年間リターンは通常のCAC40が+10.42%だったのに対し、CAC40 GRは+14.28%でした。
この差は、長期チャートを比較する際に非常に重要です。「CAC40の過去推移」と書かれたグラフ同士でも、一方が価格指数、もう一方が配当込み指数なら数字は一致しません。
CAC40とフランス経済はどの程度関係する?
CAC40はフランス株式市場を代表する指数ですが、フランスのGDPとCAC40が常に同じ方向へ動くわけではありません。
構成企業には世界各地で事業を展開する企業が多く、売上や利益はフランス国内だけで決まりません。世界景気、米国や中国などの需要、ユーロ相場、資源価格なども業績に影響します。
2026年のフランス経済は低成長が予想されている
フランス銀行が2026年6月16日に発表したマクロ経済予測では、基本シナリオとして2026年のフランス実質GDP成長率を0.5%と予測しています。2027年は0.9%、2028年は1.2%の成長を見込んでいます。
同予測では、2026年のHICPベースのインフレ率を2.5%と予測しています。ただし、これらは一定の前提条件を置いた予測であり、確定値ではありません。
実際の物価では、前述の通りINSEEが2026年7月の国内CPIについて前年同月比+2.1%と発表しています。「CPIの実績値」と「HICPの年間予測」は対象期間や統計の定義が異なるため、数字を直接同列に比較しないことが重要です。
CAC40の今後を考えるうえでは、GDPだけを見るのでは足りません。さらにCFDなどを使ってCAC40の値動きを取引する場合、現物株とはまったく異なるリスクも発生します。
「CAC40が上がるか下がるか」だけでなく、金利・エネルギー価格・為替・企業業績を分けて見ることが重要です。CFD特有のレバレッジリスクとあわせて次ページで解説します。


