資産形成とは?初心者向けの始め方・年代別の考え方・NISAシミュレーションを解説

資産形成に使う投資信託の選び方

資産形成 投資信託 おすすめと紹介される商品でも、すべての人に適しているとは限りません。投資信託は、多くの投資家から集めた資金をまとめ、運用会社が株式や債券などへ投資する金融商品です。

投資対象と値動きの特徴を確認する

国内株式、海外株式、債券、複数資産を組み合わせた商品では、価格変動の大きさが異なります。商品名だけではなく、目論見書などで投資対象、地域、通貨、運用方針を確認しましょう。

保有中にかかる費用を比較する

投資信託では、購入時手数料、信託報酬、信託財産留保額などが発生する場合があります。同じような投資対象の商品でも費用が異なるため、長期間保有する場合は継続的にかかる費用を確認することが重要です。

過去の成績だけで決めない

直近で大きく上昇した商品が、その後も同じペースで上昇するとは限りません。過去の運用実績は参考情報の一つですが、将来の成果を保証するものではありません。

「資産形成の達人」は一般用語と商品名を区別する

「資産形成の達人」や「資産形成の達人ファンド」という言葉を見かけることがありますが、「セゾン資産形成の達人ファンド」はセゾン投信が運用する特定の投資信託の商品名です。

同ファンドは、複数の投資信託を通じて世界各地域の株式へ投資するファンド・オブ・ファンズ方式の商品です。アクティブ運用の商品であり、為替変動や株価下落などによって基準価額が下がる可能性があります。

「達人」という名称だけで安全性や収益性を判断せず、最新の目論見書、運用報告書、費用、リスク、NISAの対象区分などを確認する必要があります。

保険による資産形成を検討するときの注意点

資産形成 保険として、貯蓄性を備えた生命保険や個人年金保険などが紹介されることがあります。保険は万一に備える保障機能を持つ一方、預貯金や投資信託とは仕組みが異なります。

  • 途中解約すると受取額が払込保険料を下回る場合がある
  • 外貨建て商品は為替変動の影響を受ける
  • 保険料、手数料、保障内容を含めて比較する必要がある
  • 必要な保障額を超えて契約すると家計を圧迫する可能性がある

保険は保障を準備する目的と、資産を形成する目的を分けて検討することが大切です。「元本割れしない」「必ず増える」といった説明だけで判断せず、解約返戻金の推移や受取条件を契約前に確認しましょう。

資産形成ブログや動画の成功例は条件まで確認する

資産形成 ブログ リアルな体験談や、ふくちゃんの資産形成術などの動画は、家計改善や投資を始めるきっかけとして参考になる場合があります。ただし、個人の成功例が自分にも同じように当てはまるとは限りません。

収入、家族構成、開始時期、投資元本、保有商品、相場環境が異なれば、結果も変わります。資産額だけが紹介されている場合は、入金した元本、運用期間、税金、手数料が含まれているかまで確認しましょう。

ハロープランニングや情報メディアを見る際のポイント

「資産形成ハロープランニング」という言葉は、資産形成相談などを扱うファイナンシャルプランナー事務所の情報を探す際に使われることがあります。相談サービスを利用するときは、相談料、保有資格、提案後の契約先、金融商品の販売によって報酬を得る仕組みがあるかなどを確認しましょう。

資産形成ゴールドオンラインは、株式、不動産、年金など資産形成に関する記事を掲載している情報メディアです。メディアの記事を読む際は、執筆者、監修者、公開日、参照資料、広告やタイアップの表示を確認することが大切です。

「資産形成加速プラン」は共通の公的制度名ではない

資産形成加速プランという表現は、記事、セミナー、相談サービスなどで独自に使われる場合がありますが、NISAのように内容が全国共通で定められた公的制度名ではありません。

同じ名称でも提供元によって内容が異なる可能性があるため、具体的な商品名、契約期間、費用、解約条件、元本割れの可能性を確認してください。「短期間で加速できる」という印象だけで判断するのは避けましょう。

無理なく続けられる計画が資産形成の土台になる

資産形成を成功させるために必要なのは、特別な商品を一度購入することではなく、家計を黒字にし、目的に合った金額を継続的に積み立てる仕組みをつくることです。

最初に生活を守る預貯金を確保し、数年以内に使うお金と長期間使わないお金を分けましょう。そのうえでNISAや投資信託などを利用する場合は、利益だけでなく、値下がりの可能性や費用も確認する必要があります。

平均貯金額や他人の運用結果は参考情報にすぎません。毎月無理なく用意できる金額と必要な時期を整理し、定期的にシミュレーションを更新することが、自分に合った資産形成につながります。

<参考サイト>金融庁/J-FLEC(金融経済教育推進機構)/セゾン投信/株式会社ハロープランニング/資産形成ゴールドオンライン