[低血圧を改善する方法]TOPへ
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普段の血圧が正常範囲の方でも妊娠中は低血圧になりやすいと言われています。私自身も妊娠中はさらに血圧が低くなってしまい、辛い症状にずいぶん悩まされました。私が妊娠初期と妊娠中期以降に経験した、低血圧の原因と症状についてお話します。
【妊娠初期の低血圧とは?】
妊娠初期、多くの妊婦さんはつわりに苦しむ事になります。つわりの症状は人によって様々ですが、私の場合は吐きづわりで、食べては吐く、といった状態を繰り返していました。そのせいで食欲は著しく減退、さらに度重なる嘔吐で脱水に近い状態になっていたのです。体内の水分が減少することで血液の循環が不十分となったため、低血圧が加速した状態になっていたのでしょう。ひどいときには収縮期血圧75程度まで下がっていました。
幸い、妊娠3ヵ月ごろからは水分を吐かなくなってきたので、意識して水分を取るようにしていました。症状の中ではめまいが強くいつもフラフラしていましたが、とにかく転倒が怖かったので、常に何かにつかまりながら動作をするようにしていました。
【お腹が大きくなってからは仰臥位低血圧症候群に注意】
お腹が大きくなった時期に仰臥位(仰向け)で寝ると急激な血圧低下を起こすことがあります。これは、大きくなった赤ちゃんがお母さんの下大動脈を圧迫し、血液循環を低下させてしまうことで起こります。お母さんの意識の低下や、赤ちゃんの心拍数の低下にもつながるので注意する必要があるのですが…。
私は妊娠9カ月のころ、産休前の最後の出勤を終えて帰宅した時、安堵感と疲労感から、何気なく仰向けに横になってしまったことがありました。すると目の前が真っ暗になって、何とも気分が悪くなり、「このままでは危ない!」と慌てて起き上がりました。この時まさしく、仰臥位低血圧症候群になっていたのだろうと思います。
ちょっとした油断も禁物なのだと深く反省し、以来、仰向けに寝ないように気を付けるようになりました。ちなみに下大動脈は右側にあるので、左側を下にして寝ると楽に休むことができました。
【時期ごとのリスクを知り、危険を防ぐ】
妊娠中は母体にも赤ちゃんにも大切な時期だからこそ、体の変化には敏感でいたいものです。妊娠の時期によって異なる低血圧の特徴を知っておくだけでも、自分の体に起こっていることに早期に気が付くことができ、ある程度の危険を防ぐことができるのだと実感しました。妊娠中は生理的に低血圧を起こしやすい時期です。さらなる症状悪化を防ぐためにも、できれば妊娠前から低血圧は改善しておきたいものです。
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