適切な運動は低血圧の改善に効果的と言われています。運動することで全身の血流をアップさせるうえ、体力、筋力もつくのですから、低血圧の人は進んで取り組みたいものです。

しかし、どちらかというと低血圧には体力低めの人が多いので、あまり無理できないのも事実です。運動を始める前に、低血圧ならではの注意しておきたい点も把握しておくと安心です。

【低血圧の人におおススメな運動とは？】

低血圧の人は下肢に血液が溜まりがちですが、下肢の筋肉を鍛えることで血液を心臓に押し上げることができます。そのため、つま先立ちやスクワット運動はその効果を実感しやすいようです。

私の場合は運動をする時間がなかなか取れなかったので、日常生活の中でなるべく歩く、意識して階段を使うなどの工夫をしていました。ただ漠然と取り組むだけでなく、階段１階分は一段抜かして上がる、といったマイルールを設けたりもしていました。この動きはヒップアップ効果もあるので、モチベーションを維持し頑張ることができました。

【低血圧の人が運動する際の注意点とは？】

運動でたくさん汗をかくと、体内の水分が減少し、血圧が低下してしまうことがあります。私も運動の前後には必ず水分を補給するように心がけていました。スポーツ飲料は手軽に水分とミネラルが補給できるので、運動後の水分補給にはもってこいです。

また、低血圧の人は運動を急にやめることで、起立性低血圧の状態になってしまう場合があるようです。運動後は必ずクールダウンしてから動きを止めるようにしました。

【少しずつでよいので継続をしていくことが大事】

低血圧改善のための運動は、気長に続けていくことが大切だと思います。次の日まで疲れが残るような運動は避け、軽めの運動を２ー３分でも続けることが大切です。私も継続していくことで、徐々に体が楽になってきました。激しい運動よりも、あまり体に負担がかからない軽めの運動を楽しむ方が、結果的に長続きできます。