納豆を温めてしまうと、納豆に含まれる「ナットウキナーゼ」は死んでしまうことは確かなのですが、あたたかい納豆料理も美味しいですよね。納豆に含まれる栄養素は、ナットウキナーゼだけではありませんから、温めてしまうと栄養がないということではありません。ここでは、あったかい納豆料理レシピをご紹介しましょう。

＜ふわふわ納豆オムレツ＞

納豆料理界では定番感のある納豆オムレツですが、納豆ファン歴が短い方や、これから納豆を食卓に取り入れようと思っている方には、意外な食べ物かもしれません。作り方は２通りあります。

１つは、卵に納豆を混ぜてそれをオムレツとして焼いてしまうというやり方です。卵にはめんつゆや醤油などで味付けをして、油を熱したフライパンで通常のオムレツを作るように焼くだけです。もう１つの作り方は、先に溶いた卵をフライパンに広げ、その片側半分くらいに納豆を置いて、納豆が乗っていない側を上にして畳むというやり方です。

ねばねばが苦手な方には前者、ねばねば感を楽しみたい方には後者がおすすめです。納豆オムレツが出来たら、ケチャップやマヨネーズで食べましょう。

＜食欲がないときに！納豆にゅうめん＞

納豆オムレツよりはマイナーな納豆にゅうめんですが、食欲がない時などにとてもおすすめです。

作り方は、卵１個か２個に納豆と納豆だれを混ぜておきます。そうめんは固めにゆでて、一度冷水で洗いましょう。その後、だし汁を温めたらそうめんを投入し、その上から納豆入りの溶き卵を流し込みます。あまり煮る必要はなく、あらかた卵が固まったら完成です。

そのまま食べても美味しいですし、いりごまやラー油を入れると、ラーメンっぽくなります。卵の数はお好みで調節しましょう。意外にボリューミーな料理です。

＜あたためても美味しい納豆＞

ナットウキナーゼが死んでしまうとは言え、あったかい納豆料理もやはり魅力的です。この他にもあったかい納豆料理は沢山ありますから、納豆ファンの方は是非色々な納豆料理に挑戦してみてください。また、納豆に含まれるねばねばや臭いが苦手だという方にも、あったかい納豆料理はおすすめできます。