ランニングは誰でも気軽に行えるスポーツとして人気です。年齢も性別も関係なく、場所も選ばず行えます。でも、最低限用意しておいたほうがいい道具や、あったほうがいいグッズもあります。ここでは走り始めるための準備について確認していきましょう。

【ランニングシューズがあるかないかで大違い】

ランニングを始めるときに唯一必要な道具がシューズです。初心者だからといってスニーカーで走ったりすると、故障の原因になってしまうのでやめましょう。ところがお店に行って買おうとすると、いろいろな種類があって迷ってしまいます。そこでまず一つのポイントですが、ビギナーランナーは靴底に厚みのあるタイプを選びましょう。

もちろん薄い物より重くはなりますが、厚底な分、着地したときの衝撃をしっかり吸収してくれます。どれくらいの厚さがいいのか分からない場合は、だいたい片方で300～350ｇ程度のシューズを選んでみましょう。決して重さで選ぶわけではありませんが、重い物は概して靴底が厚いので、衝撃吸収機能の目安になります。

またサイズは、履いた時につま先が少し余るものを選ぶのがコツです。走っていると足はむくんで大きくなります。お店で履いた時にすでにピッタリだと、実際に走ると窮屈に感じることがほとんどです。指半分くらいの余裕があるのが目安です。

【ウェアやストップウォッチはモチベーションを上げるアイテム】

シューズが手に入ったら次はウェアやストップウォッチです。これはもう自分の気に入ったものにとことんこだわってみましょう。どうせ走るならテンションが上がる物を身に付けたほうが良いに決まっています。他にほとんど用意する物がないだけに、これは意外に影響大です。

ただし一つ注意したほうがいいのはスマートフォンの使い方。アプリで距離計測ができたり、音楽を聞けたりと便利な道具ですが、そのような使い方はあまりおススメしません。なぜならアプリは途中で落ちてしまうこともよくありますし、音楽を聴いていると車や歩行者に気が付かない危険性があるからです。もちろん、走りに行った先で写メを撮ったり、道に迷った時のために持っておきたい人もいるでしょう。そんな場合はポーチに入れて持っていくといいと思います。

【準備ができたら走ってみよう】

さて、シューズやウェアの準備ができたら、後はいよいよ走るだけです。弾む息や流れる景色、走った後の食事の美味しさ。どれも走らないと味わえない感覚ばかりです。