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厳島神社の象徴ともいえる大鳥居。自然と調和しながらも、なお強烈な存在感を誇るその姿はまるで一幅の絵のようです。実はこの大鳥居は遠くから眺めるだけでなく、すぐ近くまで行って見ることができます。せっかくなので、近くまで行って大鳥居の秘密を探ってみました!

<大鳥居のそばでパワーを感じよう>

大鳥居まで行く方法は二つあります。一つは潮が引いたときに干潟を歩いて鳥居のそばまで歩いて行く方法です。この大鳥居は、実は地中に埋まっているわけではなくて、自分の重さだけで潮の流れに耐えて立ち続けています。鳥居の足元まで近寄って、そっと鳥居に触れてみると、大きなパワーを感じることができます。もう一つの方法は、満潮時に手漕ぎ舟で大鳥居に近づく方法です。船で大鳥居をくぐるという経験はなかなかできないので、タイミングが合えばぜひ体験していただきたいです。もともとは海から参拝するのが正式な方法。古式にのっとった貴重な体験ができるうえ、船頭さんから楽しい話を聞くこともできます。

<鳥居に描かれた太陽と月>

大鳥居の近くまで行ってみると、鳥居の屋根の東側には太陽の紋様、西側には月の紋様が描かれているのがわかります。これは、単純に日が昇る方向を示しているというだけではありません。私が手漕ぎ船に揺られながら船頭さんに聞いた話では、大鳥居の東側の太陽には鬼門封じの意味があるとのことでした。また、西側の月を見たら30年は長生きできるとのこと!鳥居の近くまで行ったら、忘れずにチェックしておきましょう!ちなみに、島内の灯篭も太陽と月で1対になっていますので、興味のある方は探してみてくださいね。

<鳥居の扁額>

次は大鳥居の扁額に注目してみます。扁額とは、鳥居に掛けられる神社の名前等が記された額です。海側から扁額を見てみると「厳島神社」と書かれていますが、厳島神社側から見ると「伊都岐島神社」と書かれています。なぜこうした二つの書き方をしているのかは分からないのですが、厳島神社に鎮座されている神様がご覧になる文字と参拝者が見る文字の表記を変えてあるのかもしれません。厳島神社を現在の姿に改修した平清盛の時代までは、伊都岐島神社と呼ばれていたそうなので、神様に敬意を表して古来の表記になっているのかも…と想像を膨らませてしまいました。

<鳥居に挟まれたコイン…ぜったいにやめて!>

荘厳で美しい大鳥居ですが、最近では異様な光景を目の当たりにすることが多くなりました。鳥居に近づいてみると、鳥居の亀裂にたくさんのコインが挟まれているのです。このような行為は亀裂をさらに大きくして老朽化を加速させるだけでなく、神への冒涜にもあたるため、絶対にやめていただきたいものです。現在鳥居に用いられている楠木は、20年かけて探し出した貴重なものです。世界に誇る美しい大鳥居を長く保つためにも、みんなで大切にしてきたいものです。

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