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勤務先や家庭に関する誓約書を突き付けられた私達は、誓約書には署名せず、義両親の要求を全て拒否しました。宣戦布告です。すると義両親からは、毒親関連の本に書いてある反応がそのまま返ってきました。

・毒親から猛毒が噴出

「親を捨てるのか」「今まで世話をしてあげただろ」「恩はないのか」「人でなし」「詐欺師」「嘘つき」「罰が当たりますよ」という、これまでの恩を売る発言や暴言から入り、「学費を返せ」「今から家に行くから」「会社に行くぞ」という脅しに発展し、時には「ずっと寝られません」という体調不良を使う場合もありました。ただ、相手に感謝の気持ちが残っているままでは主人の気持ちも晴れないので、最初に要求された数百万円を支払うことにしました。特に、金銭要求に対しては、非常に激しかったです。携帯電話は鳴りっぱなしで、会社にまでも電話をかけてきました。要求金額を支払った後も、「まだ習い事代や養育費が支払い切れていない」と言って、毎月20万円を支払えとの要求が、出国するまで毎日何通もEメールで送られてきていました。さすがに追加金銭要求は、他のEメールと共に無視しました。

・毒親の恐ろしい毒の使い方

本にも載っていない究極の出方は、『親』の権限を行使することでした。行政を含めた契約書類に関して、『親』だと伝えれば見ることができるし、代理人の申請をすれば契約内容すらも変えようとすることができます。義両親は勝手に離婚届にサインをし、代理人として役所に提出してしまったのです。幸い、市役所から本人確認で連絡が来たため離婚には至りませんでしたが、ここまでするのかと驚きました。基本的に本人確認が必要とされていますが、私たちは海外に行くため、今後本人確認なしに変更届を提出され、受理される恐れがありました。こんな時ほど、親が敵対者になることが怖いことはありません。離婚不受理届など、可能な限りの対応をして、現在海外に住んでいます。

・毒親との戦いの感想

宣戦布告後の毒親の反応は、毒親関連の本に書かれてある内容とほぼ同じであったため、毒親に対応することができました。心の準備ができていて本当によかったです。『親』の権限の行使だけは想定外でしたが、こちら側が正当な手続きを踏んでいれば、行政側も当然味方になってくれます。

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