ダイエット効果や健康に良いされるチアシードには１日に決められた摂取量があります。
それ以上摂りすぎると健康に悪影響だからです。
チアシードを食べるうえでの危険性と摂りすぎによる副作用をご紹介いたします。

【水に浸すには発芽毒を無毒化するため】

乾燥したままのチアシードを水に浸すことは満腹感を得るためや食物繊維の働きを高めるだけではありません。
一番重要な発芽毒を無毒化するためです。発芽毒とは「アブシジン酸」という発芽抑制因子のことで
玄米にも含まれているものです。通常、植物の種子は土の上で腐りません。
これは、種子の栄養を外に出さない働きをしているためです。これがアブシジン酸です。
この因子は人体にとって毒作用があるといわれています。この毒をなくすには水に浸すしか方法がありません。
無毒化しないで摂取を続けた場合、免疫が低下したり冷えやむくみが起こります。
時間がかかりますが、水に浸すことを怠らないようにしましょう。

【決められた摂取量を超えると下痢を起こす？】

チアシードには多くの食物繊維を含みます。これを既定の量を超えて摂取してしまうと
消化不良を引き起こし、お腹が緩くなったり酷くなると下痢状態になります。
大さじ１杯を水に浸した量以上の摂取は控えましょう。
中には大さじ１杯以内でも便通が緩く感じる人もいます。
そのような場合はまずは大さじ半分など自分で量を調節していきましょう。

【チアシードは無毒化し、摂りすぎないことが重要】

せっかく栄養豊富のチアシードも食べ方を間違えてしまうとかえって健康に悪影響になってしまいます。
正しい知識を身につけて美容と健康のための摂取方法を心得ましょう。
手間や時間はかかりますが、チアシードを正しい方法で食べ続けることで嬉しい効果が出てきてくれます。