頭痛に悩んでいる方多いですよね？いわゆる「頭痛持ち」の人たちが悩む緊張型頭痛・群発頭痛・偏頭痛と呼ばれている頭痛にはそれぞれ原因が違っているんです。今回はこれら３種の頭痛について特徴を解説しながら説明していきたいと思います。

＜緊張型頭痛とは＞

所謂肩こりや目の疲れと連動して起こる事が多い頭痛です。痛みは頭を締め付けられている様な痛みがあり、そこまで強く痛みは出ませんので仕事や日常生活に影響はそれ程出ません。原因としては緊張状態が長く続いたり、精神・肉体的にストレスがかかり続ける事によって血流が悪くなって肩や首の筋肉が固まってしまい発症する事が多いです。対策は入浴などで首や肩を温めたり、デスクワークで同じ姿勢を続け過ぎないようにしたり、定期的にストレッチをして筋肉の緊張を和らげる事をすると効果的です。

＜群発頭痛とは＞

激しい痛みが片側の目の奥を中心に「目の奥を抉られるよう」と表現するくらい激しい痛みが起こります。これは目の後を通っている内頚動脈が拡張し炎症を起こす事によって起きる痛みと考えられています。涙が出たり目が充血したりする症状を伴う事もあり、1ヶ月以上毎日のように頭痛を繰り返しますので非常に辛い頭痛です。体内時計が関係していると言われていますので、日頃から規則正しい生活を心がける事が予防策といえます。痛みが激しい事が多いので専門医に相談される方が良いと思います。

＜偏頭痛とは＞

頭の血管が広がり炎症を起こした為に発症する頭痛で、主にストレスや疲労、女性ホルモンが関係していると考えられています。頭の片側や両側に脈打つ様にズキンズキンといった痛みが起こります。体を動かしたり音や光による刺激を受けたり、血行が良くなると痛みが増します。酷くなると嘔吐も伴う事もあり、２０～４０代の女性に極めて多く見られるのも特徴といえます。

血管が広がり炎症を起こしているので運動やマッサージ、温めたりするなど血管を広げる行動は厳禁。痛む部分を冷やしながら暗くて静かな場所で横になるのが良いです。私もこの頭痛に悩まされてきましたが、当初温める処置をしていたので全く逆の対応をしていたのが分かります。緊張型頭痛と処置を間違えると悪化してしまうので注意が必要です。

＜酷いときには専門医に相談＞

群発頭痛もそうですが、緊張型頭痛も偏頭痛も頻発したり慢性的に起こる時は専門医に相談した方が良いと思います。生活環境によって原因が違ってきますので、早めに相談して頭痛の原因を特定し頭痛に悩まなくてすむ快適な生活を目指しましょう！