家庭で作るカレーの問題のひとつが「じゃがいも」。入れる場合と入れない場合。それぞれ作る人によって違います。じゃがいもを入れるかどうかでなぜ悩むのか、どのような解決策があるのかをご説明いたします。

■　じゃがいもを入れるとどう変わるの？

じゃがいもを入れた場合、まず大きいのは満足感がアップすることです。ねっとりしたじゃがいもは、お腹にしっかり入っていく重量感があります。食べ盛りの子どもがいる家庭には嬉しい食材でしょう。しかし、じゃがいもは傷みやすい食材でもあります。じゃがいもを入れた場合、できるだけ早く食べる必要があるのです。冷凍にも向かないので保存は難しくなります。作りおき前提の、一人暮らしの人には厳しい食材かもしれません。

■　じゃがいもを食べつつ傷ませない方法は？

じゃがいもは食べたいけれど、カレーを傷ませたくない場合、どんな解決策があるのでしょうか。私のおすすめは、「じゃがいもを別にゆでて、お皿に盛ったカレーに入れる」ことです。こうすれば鍋のカレーにじゃがいもは入らず、ルーが痛むことがありません。冷凍も可能です。ただし、別に茹でたじゃがいもにはカレーの味がしみないので、一般的なじゃがいも入りカレーとは同じようにはなりません。その点はいたしかたないでしょう。

■　じゃがいもを入れるか入れないかはあなた次第！

じゃがいもを入れるかどうかはカレーを作る人なら悩みどころです。自分の家族の人数や保存期間を考えて、判断するのがよいでしょう。じゃがいも入りカレーもじゃがいもの入っていないカレーも、それぞれに良さがありますのでお好みで選んでください。