最近よく耳にする、糖質制限とは一体どんなものなのでしょうか？糖質制限とは本来、糖尿病患者さんの為の食事法として京都高雄病院の理事長、江部康二医師が考案した食事療法です。なので、糖尿病の方などはスーパー制限と言われる3食きっちり糖質を控える食事法を実践することが大切ですが、普通にダイエットをしたくて糖質制限を取り入れる場合には、そこまでストイックにならなくて大丈夫なんです。ここでは、8カ月で10㎏減に成功した私のやり方を、ご紹介していきますね。

＜糖質制限初期の頃はストイックなやり方を推奨します＞

軽く5㎏位痩せたいわ～といった場合のダイエットならば、それほどストイックに糖質を控えなくても全然いけるんですが、大きく10㎏減とか目指している場合は初めの2週間は3食とも主食を控える『スーパー糖質制限』をオススメします。このスーパー糖質制限は一日の糖質摂取量が30～60gとなり、かなり気を付けていないと糖質量を守ることが難しいです。それでも基本的に主食を抜けば達成できる量といえるでしょう。

＜2週間きっちり糖質制限を行うと得られるメリット＞

大量に減量をしたい場合にオススメなのが、初めの2週間はとにかく糖質を控える主食となる白飯、パン、お蕎麦、うどん、パスタなどを食べないということです。2週間糖質量をこれだけ抑えると、体が糖代謝という状態からケトン代謝に変化します。そうなってくると、脳に必要なエネルギーを送るべく脂肪が分解されてエネルギーとなるんですね。なので脂肪燃焼が起こり痩せる、という原理なんです。この2週間きっちり糖質制限は間違いなく痩せられると言えますがどうしても、いきなり主食を完全カットするのが厳しいという人の場合は夜のみ、主食をカットする方法を実践するだけでもかなりの効果が得られます。

＜先ずは夜のみ主食カットを試してみることから＞

私は糖質制限を知るずっと前に、何となく夜のみご飯を食べないという食事法を実践していたことがあります。その時感じたことは、先ずお腹周りがスッキリしたということ。これは、今まで3食ともしっかりごはんやパスタなどの主食を食べていたため1食でも主食を抜いたことにより、簡単に脂肪燃焼が起こったのだと考えられます。糖質制限も同じ原理から痩せられますので、先ずは夜のみチャレンジするのも一つの方法ではないでしょうか。