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普段、ワードを利用する際には、

横書きで文字を書くことが多いです。

しかし、挨拶状や賞状など、縦書きが必要になる場合も考えられます。


縦書きは、ページ設定などから直すことが出来ますが、縦書きにすると普段とは違った部分が出てきます。自然と思いもよらない設定になってしまったり使えなくなる機能も出てきたりしますので、しっかりと通常との違いを覚えておく必要があります。

●紙の向きが勝手に変わります

字を縦書きにする設定を入れると、勝手に紙の向きが縦から横に、あるいは横から縦に変わってしまいます。ページ設定時に必ず「印刷の向き」が正しい方向になっているか確認しましょう。

●横の配置を整えるボタンの見た目が変わっています

主なボタンとして、ホームタブ上にある段落グループのボタンが縦書き用のデザインになります。見た目が変わるだけで、使い方は同じです。

●横向きのインデントマーカーがありません

行の左端および右端を決めるときに使用したインデントマーカーが出てこなくなります。設定する必要がある場合は、ホームタブ、あるいはページレイアウトタブの段落グループを使用しなければなりません。

そして、何よりも注意が必要なのは、文字を打つときの感覚です。普段から横書きで見ている文字は、縦書きになると違和感を強く覚え、普段打てるものも打てなくなってしまうことがあります。

対策としては、あらかじめ横書きの状態で打てる範囲の文字を入力しておきます。その後で縦書きに修正し、配置を整えるといいでしょう。使いづらい縦書きも、ひと工夫を凝らすことで、便利な機能になるのです。

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