最近、街で見かけるQRコードとはいったい何のでしょうか?その機能や世の中のどういう場面で使われているのかをご紹介します。

QRコードの仕組み

読み取れば簡単にデータを取得できるコード

買い物へ行かれた際、レジで店員さんがピッとバーコードを読み取りますよね?それには、メーカーや商品の情報が縦線で暗号化されて、専用の機械で取り込むことが出来るようになっています。

それと似た仕組みで、文字や数字を正方形の中に省略して、専用の端末で読み取ると情報を閲覧・取得できるようにしたのがQRコードです。QRコードは主に白と黒の点で構成されていて、とても複雑な模様になっています。ポスターや雑誌などで見かけることが多いのではないでしょうか?


出典:スゴモリ QRコードの仕組み

QRコードは商品に貼られているバーコードと違って、縦方向にも情報を持つようになっているので、最近では、活躍の場を広めていて、自分でQRコードを作成できるサービスもあります。

QRコードの用途

開発当初は自動車部品の生産現場で使用されていたのですが、最近では、とても幅広いところで使用されています。

携帯電話やスマートフォン
この用途で使用する人が大半だと思われます。携帯電話やスマートフォンにQRコードを読み取れる機能やアプリが搭載されていれば、QRコードを読み取ってサイトへアクセスできたり、連絡先の交換も簡単にできるようになっています。

旅行券
最近の旅行券には、QRコードが印字されていて、搭乗する際に機械にかざすと搭乗口の扉が開いて通れますよね。このサービスを初めて搭載したのは大手旅行会社ANAです。搭乗口の他にも、自分で搭乗手続きができる専用機械ができるなど、QRコードが出てきたことで、並ぶことなく操作が簡単に行えるような場面が増えました。

名刺
ビジネスシーンでは必須の名刺ですが、最近では名刺に自作したQRコードを印字する人もいます。携帯やスマホで読み取ると名刺に記載されている内容を簡単に相手が取り込むことができる仕組みです。相手を気遣った名刺作りに印象も良くなること間違いなしです。